2022年06月15日 14:59








TIA=てしかが国際交流会の第31回トークショー、森正光先生による「江戸時代、日本に来た医師ケンペル、その故郷、ドイツ・レムゴを訪ねて」が、12日(日)午後、弟子屈町役場横の公民館で開かれ、雨の中、約40人が訪れて熱心に話に耳を傾けた。
中世ドイツの医師、レムゴは、オランダの東インド会社の一員として長崎出島に2年間滞在し、その間2度にわたって江戸の幕府に参内した。帰国後、その旅を含めて日本の風物、動植物など、見聞きしたあらゆることを事細かに記した「日本誌」をドイツ語で執筆。その本は英語。フランス語などに翻訳されて、当時、ベールに包まれていた日本を初めてヨーロッパ諸国に紹介する本となった。
講師の森先生は、2003年から去年春まで実に18年間にわたって摩周厚生病院の院長を勤めていただけに熱心なファンが訪れ、内科医のかたわら、チョウなど多方面の趣味や教養の奥深さを感じさせる先生の話に聞き入っていた。ドイツのお菓子とコーヒーも出された。
スポンサーサイト
最近のコメント